親知らずを抜歯後、口が開かないときは
親知らずを抜歯したという経験を持つ人は、世の中に少なくありません。
これは放置しておくと痛み続けることが多いからです。
そしてたいていの人が担当医から支給されたうがい薬を用いれば、特に問題が起きることなく完治します。
親知らずの抜歯は手術と言われていますが、そんなに危険な治療ではないからです。
しかし、それが終わった後に問題箇所が腫れて、口が開かないという問題に見舞われる人もいます。
そういう場合はどうすればよいのかと言いますと、担当医のところに相談に行き、特に問題がないと診察されたら、患部を氷で冷やすようにしましょう。
炎症を起こしているところは、冷やすことにより痛みが和らぎ、治癒する傾向にあります。
逆に温めると血行が促進され、痛みや腫れが増していくのです。
このため、入浴もなるべく控えるようにしましょう。
食事についても、口が開かないのであれば、あごに負担をかけないものを中心にするようにしましょう。
無理をすると危険です。
親知らずを抜歯した後に口が開かないのであれば、担当医から抗生物質や痛み止めを支給してもらうという方法があります。
抗生物質は腫れを治す効果を持ち、痛み止めは激痛を抑えてくれます。
人間の身体はメンタルから受ける影響が非常に大きく、鏡に映った腫れた顔を見ているだけで、精神的なダメージを受ける人が多いため、腫れを早めに治すことには意味があるのです。
また、痛み止めは激痛により眠れないという人を助けてくれます。
眠りが痛みにより妨げられると、様々な問題が出てきます。
このため、これは単なる誤魔化しではなく、他の不調を防ぐために必要なのです。
担当医の指導に従って開口訓練をすることも大切です。
口が開かないからと閉じたままでいたら、いよいよ動けなくなります。
そこは忘れないようにしましょう。
いずれの場合にしても、抜歯という人体に負担をかける治療が絡んだ問題であるだけに、素人判断で済ませるのは危険です。
担当医の指導に従って動きましょう。