親知らずが半分埋まってる状態は、抜歯するべきか
親知らずとは、前歯から数えて8番目の歯のことで、永久歯の中で1番最後に生えてきます。
一般的に10代後半から20代前半にかけて、上下左右の1番奥に生えてきます。
現代人のあごは昔より小さい傾向があり、親知らずが生えるためのスペースが足りないと言われています。
そのため、親知らずが横向きに生えたり、半分埋まってる状態だったり、埋まったまま出てこないこともあります。
元々親知らずが無かったり、4本揃ってない場合もあります。
基本的に痛みや問題がなければ抜歯する必要はないのですが、人によってはすぐに抜いたほうが良い場合もあります。
親知らず自体が虫歯になっている、周りの歯茎が炎症を起こしている、歯ブラシが届かず磨けない、などという場合は抜歯の対象となります。
疲れたり体調が悪くなると、歯にも影響が出てきます。
半分埋まってる状態から歯が生えてこようとして痛み出したり、抵抗力が弱くなってる所にばい菌が入って炎症が起きたりします。
痛み出したら、きちんと歯医者さんにみてもらうことが大切です。
生えてこようとする時の一時的な痛みなのか、親知らず自体が虫歯になっているのか、それとも他に原因があるのかもしれません。
抜かずにすむならそれに越したことはありませんが、虫歯になっていたり頻繁に痛むようなら、放置すると後々もっと大変な目にあうかもしれません。
親知らずは1番奥にあるため、抜くのは大変な作業となります。
半分埋まってる歯を抜くには、歯をいくつかに分けたり、骨を切除したりと時間がかかります。
体調が悪い時には抜けないので、風邪をひかないよう気を付けたり、持病がある場合は必ず医師に相談しなければなりません。
普段飲んでる薬がある場合も申告しましょう。
歯の状態を悪化させないためには、歯磨きはもちろんのこと日頃の体調管理が重要です。
しかし、どんなに気を付けても悪化してしまうことがあります。
もし抜歯が必要になったら、歯医者さんとよく相談して時期を決めましょう。
