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こめかみ周辺の頭痛は親知らずが原因かもしれません

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親知らずが生えてきた後で、こめかみ周辺に頭痛を感じるようになった方はいないでしょうか。
親知らずとこめかみ周辺の頭痛は、一見関係ないように思えます。
しかし、歯と全身の健康は密接に関係しており、こめかみ周辺の頭痛は親知らずが原因である可能性があります。
古代の人々と比較し、現代人の顎は小さくなっています。
そのため、親知らずのためのスペースがなく、曲がって生えることが多い傾向にあります。
そのため、歯全体に強い力がかかり、歯並びがゆがんでしまう恐れがあります。
また、顎関節の運動を阻害してしまうため、噛み合わせが悪くなってしまいます。
噛み合わせの悪化は肩こりの原因となるほか、頭痛を引き起こしてしまいます。
曲がって親知らずが生えてきている、歯全体が窮屈に感じる、スムーズに咀嚼できないと感じている方は、抜歯することをおすすめします。
虫歯や口臭、歯槽膿漏の原因ともなるため、早期に歯科医師に相談することが重要です。

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親知らずの抜歯は、一般的な歯科治療より時間がかかります。
最も奥歯であるため歯が大きいほか、斜めに生えっている場合には割ってから抜歯をする必要があります。
また、歯茎から少しだけ生えている場合には、切開しなければなりません。
治療時間は30分ほどかかることが一般的ですが、状態によっては1時間弱ほど時間がかかる場合もあります。
抜歯後の痛みは人によって異なり、全く痛みを感じない方もいれば、口を開けられないほどの痛みを感じる方もいらっしゃいます。
治療前には歯科医師より説明があるため、指示通りに生活を送るようにしましょう。
痛みがある場合でも、2〜3日で痛みはなくなることが一般的です。
抜歯する必要がない親知らずもあります。
まっすぐに生えている場合には、抜歯する必要はありません。
顎が大きな男性ではまっすぐに生えることが多く、そのままにしていても何ら悪影響がありません。
また、歯茎から全く出ていない場合にも、痛みなどがない限り抜歯する必要はないでしょう。

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