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親知らずの抜歯後、コーヒーを飲んでも大丈夫か

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親知らずには、そのままほおっておいても大丈夫な場合と、抜歯が必要になる場合があります。
親知らずが歯茎に埋没していたりすると、抜歯時に歯茎を切開したり、歯を砕いたりすることもあり、その後のケアも大切です。
抜歯後は、出血や痛みがあったり、腫れたり、口が開きづらいなどと様々な症状があります。
そんな時、食事や飲み物は、どのようにしたらよいのか、気になるところです。
抜歯後はまず、30分くらいガーゼを噛んで止血をします。
麻酔は2〜3時間効いているので、その間に痛み止めを服用しておきます。
麻酔が効いている間は、口の中の感覚も鈍感になっているため、飲食すると熱いものが分からなかったり、口の中を誤って噛んでしまったりする心配があります。
そのため、飲食をするのは、早くても抜歯後2〜3時間してからが良いようです。
では、飲食物は、どのようなものが良いのでしょうか。
刺激物やアルコール類は避けるようにとよく言われていますが、コーヒーはどうでしょうか。
調べてみました。

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コーヒーについては、抜歯後の注意事項で触れられることはほとんどないようです。
しかし、コーヒーの中に含まれているカフェインには、末梢血管の拡張作用があるため、出血を起こしやすくするとも言われており、抜歯当日は避けた方がよいかもしれません。
翌日以降は、出血も収まってきていれば、過剰に摂取しない程度であれば飲んでも大丈夫なようです。
ただし、水分摂取の際には注意も必要です。
親知らずの抜歯部分は、血餅と呼ばれる血の塊が傷口を覆っています。
これがはがれてしまうと、ドライソケットといって、骨部分がむき出しになる状態となり、激しい痛みを伴うとともに、感染症のリスクも増してしまいます。
このドライソケットを防止するためには、血餅をはがれないようにする必要があります。
歯磨きの際も、傷口を避けるようにして、うがいもブクブクうがいはしないようにしましょう。
抜歯後にうがい薬が処方された場合も、傷口を浸すように口に含む程度にするようにしましょう。
また、熱い夏に飲みたくなるアイスコーヒーも飲む際には注意が必要です。
ストローで吸ったり、麺類などを強くすすったりすると、血餅が剥がれてしまうことがあります。
水分は、傷口を洗い流さないようにゆっくりと飲むようにしましょう。

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