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親知らずが腫れて熱が出た時の対処法

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親知らずはまっすぐ正常に生えてくる場合もありますが、横向きに生えてきたリ歯茎が覆いかぶさっていたりする場合も多いです。
歯茎が覆いかぶさっている場合は食べかすや細菌が溜まりやすくなるので虫歯になりやすいですし、歯茎が炎症を起こして腫れてしまうことも多いです。
この場合の歯茎の炎症を智歯周囲炎といいますが、智歯周囲炎を起こすと歯茎が腫れて痛くなるだけでなく口臭の原因となることもあります。
智歯周囲炎を起こすと周囲のリンパ節が腫れて熱感を持つことがあります。
そして、症状が進行すると38〜40度くらいの熱が出たり、痛みが顔面や耳にまで広がったりすることもあります。
さらに症状が進行するとリンパ節や顔が腫れることもあります。
また、親知らずと歯茎の間で繁殖した細菌がのどにまで広がるとのどが痛くなったり、物を飲み込みにくくなったりすることがあります。
発熱やのどの痛みは風邪の症状とよく似ていますが、親知らずの周囲が腫れている場合は智歯周囲炎が原因の可能性が高いです。

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智歯周囲炎は早めに患部を消毒したり、抗生物質や消炎剤を服用するなどの適切な治療を受ければ1週間程度で症状が改善することもありますが、発熱や炎症がひどい場合は入院が必要になることもあります。
智歯周囲炎が軽度の場合は自宅で治療することも可能です。
熱感がある場合はタオルを巻いた保冷剤や冷感ジェルなどで冷やすと炎症を抑えて症状を緩和する効果があります。
また、うがい薬には殺菌作用があるのでうがい薬を使ってうがいをすれば炎症を抑える効果が期待できます。
痛みがひどい場合は市販の痛み止めを服用すれば痛みを緩和することも可能です。
ただし、これらを行っても症状が改善しない場合は早めに歯科医に診てもらうことが大切です。
虫歯がひどい場合や智歯周囲炎を何度も繰り返す場合は親知らずを抜くことも選択肢の一つになります。
抜歯後の痛みは痛み止めを飲むことで緩和できることもありますが、あまり効果がないこともあります。
その場合はタオルを巻いた保冷材や冷感ジェルなどで冷やすと痛みを緩和することが可能です。

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