親知らずが生える前兆とは何か
親知らずとは歯の一番奥に生えてくるものです。
名前の由来は親が死んだ後に生えてきた歯とされています。
これは上下どちらからでも生えてきます。
しかも奥に存在するため、生えてくるまでその存在に気付かなかった、というケースが多いのです。
では、親知らずが生える前兆とは何なのかと言いますと、激しい痛みが生じることです。
このため、その近くに過去に治療した歯があると、痛みがぶり返したのではないかと勘違いする人が多いとされています。
何故親知らずが生えるときに痛みがあるのかと言いますと、それは歯茎に穴を開けながら生えてくるものだからです。
つまり、歯茎が内側から痛めつけられることにより、激痛が生じているのです。
そうした関係から、歯茎に穴が開くまで、何故痛んでいるのかさっぱり分からないというケースが多く、それがストレスに結びつくことが多いとされています。
どうしても気になる人は、歯科医に行ってレントゲンを撮ってもらうようにしましょう。
親知らずが生える前兆としては、その周囲が腫れるというのがあります。
これは歯や歯茎の具合が普段からあまりよくない人だと、それに気付かない可能性が高いと言えます。
ただし、歯茎に穴が開き、そこから白いものが見えるようになると、その原因は特定できるようになるため、その対処を講じることが可能となります。
しかし、親知らずは他の歯を圧迫しながら生えることが多いため、完全に成長しないこともあります。
歯茎の中に埋もれた状態で止まってしまい、食べかすがその穴にたまった結果、虫歯になるという状態が起きることもあるのです。
いずれの場合にしても、痛みがその前兆になるケースが多いため、原因不明の痛みがずっと続くようなら、歯科医で確認した方が無難となります。
普段から虫歯予防のために、食後や寝る前などに、定期的に歯磨きをして、歯科医の元へ定期検診へ行くようにしましょう。
歯は一生使うものなので、大事にしておいて損はありません。
